Robinson: The Journeyを酔わずに遊ぶコツ 2017/1/14

まえがき

年明けに「 Robinson: The Journey 」(ロビンソン)を購入しました。 酔いのため最初は20分でギブアップでしたが、気をつけて操作しているうちに、3日後には3時間たっても酔わなくなりました。酔いではなく、目が疲れたからゲーム終了、というかたちになりました。もっと長時間でも酔わずに遊べそうな感じになりましたので、酔って遊べない人や購入を躊躇している人に向けて、酔わない操作のコツを紹介しようと思います。

誰もがこのコツで酔わなくなるかどうかはわかりませんが、今よりもたくさんの人が、このゲームで遊べるといいなと思っています。

すぐに方法を知りたい方は「 操作のコツ 」をご覧ください。

酔いの原因(経験による推測)

経験による推測です。興味がある方のみ読んでください。

VRゲームでは基本的に、移動しなければ酔いません。その場で射撃をするとか、ライブを鑑賞するとか、そういうゲームは酔いません。瞬時に居場所が変わるテレポートも酔いません。しかし、歩く・走る・乗り物に乗って移動するなどの行動を行うと、一気に酔う可能性が出てきます。

VR酔いの原因は、平たく言うと「目で見た限りでは、自分が加速していて、何かしらの力が身体にかかってくるはずなのに、それがかかってこないことが経験と異なることから、視覚と身体感覚の処理に混乱が生じるため」だと私は思っています。

一応、ググってみたのを引用すると、下のようなことが書いてありました。

自己運動知覚は,加速度のあるときには前庭情報で,等速運動のときには視覚情報からと,それぞれ補いながら統合的に行われます
日本心理学会 心理学Q&Aより抜粋

前庭情報というのは前庭器官から得られる情報です。前庭器官とは、内耳の部分で三半規管などが含まれている場所です。ここで加速を感じることができます。三半規管の内部の一部は毛におおわれていて、少し液体が溜まっています。自分が乗っている車が急に走り出すなどして加速すると、その水面が傾いて毛が動き、加速を感知できるという仕組みになっています。

日常の空間では、加速すると人は反対方向に引き戻されるような力を感じます。車に乗って急発進するのを想像するとわかりやすいと思います。また急カーブを曲がると遠心力を感じます。私たちの体はこういう現象に慣れきっています。しかし、視覚のみのVR空間で加速を体験するというのは、視覚的には風景が動いて加速しているはずなのに、身体的には、その場に座ってコントローラーを握っているだけなので(当然ながら加速しておらず)加速を感知できません。今までの生活で蓄積した経験とは異なるこの現象に、全身がついていけない状態に陥ります。これがVR酔いの原因だと思います。

操作のコツ

酔わないようにするには、以下の点が重要です。

  • ・加速をしない
  • ・遠心力をかけない

実際の操作

以下のように動くと良いです。ポイントは2つです。

[ポイント1] 移動するときは、ゆっくり前進し、進行方向を見る

移動をはじめるときは、ゆっくり動き始めます。急に動くと視覚的に加速したことになってしまいます。 そして進行方向に視線を向けるようにします。 前方へ進みながらちらちらと横や斜めを見るのは避け、周囲を見回すのは立ち止まってからにしましょう。 ヘッドセットの視線を前方に向けたまま横へ移動するのもできる限り避けます。もしどうしてもこういう移動をしたいなら、加速を感じないよう、前進のときよりもゆっくりと行います。

前進するとき、自分の体も前のめりな感じになったり、足踏みしたりするとなお酔いにくいです。 「目で見た風景が本物だと体に錯覚させる」ようにするのがポイントです。自分の体がVR空間を本当に歩いている、という意識を持つのも良いと思います。慣れてくると、少しずつ早く前進できるようになるはずです。

移動開始・停止時に目をつぶるのももちろんありです。目をつぶったまま移動するのもありだと思いますが、 目をつぶらずに歩いた方が、探索している感じが出ると思います。

また、ゲームの主人公ロビンは、岩に生えているキノコのような突起を利用してロッククライミングができます。はしごを登ったり、ロープにつかまって渡ることもできます。段差からの落下にはとても弱いのですが、腕の筋力はかなり頑強なようです。 この動作のとき、ほぼ強制的に視界が急激に動くので酔うことがあります。これは、

[ポイント2] 急に視界が動くときは目をつぶる

ことで回避できます。 上りだけ、下りだけ、という一方通行の移動では目をつぶらなくても大丈夫なことが多いのですが、上り下りしていると酔いやすくなります。突起を掴んだあとの移動時や、岸壁を登りきったあとの立ち上がり、などに目をつぶると効果的です。 強制的に視界が動いてしまうので操作を工夫しづらく、 今のところ他に良い方法が見つけられていません。

視線の移動を90度刻みに設定する のも忘れないでください。デフォルト設定でそうなっているはずですが、違うようなら変更をおすすめします。フリーにすると、視線の移動で回転の力がかかったと錯覚する可能性があります。 遊んでいるうちに、カメラの正面方向とヘッドセットの正面方向がずれてくることがありますので、たまにコントローラーのオプションボタンを押して、誤差を修正すると良いでしょう。

ポイントは以上になります。ぜひ試してみてください。